良い案件に出会うためにやってほしい転職活動の進め方

転職
Professional financial analysts working with financial documents

どうも、30代現役サラリーマンのあきおです。

 

私は30代になってから本格的に転職活動をしました。原因は上司によるパワハラです。仕事内容に不満はなかったので仕方なく活動したというタイプだったのですが、はっきり言って活動してめちゃめちゃよかったと思っています。

 

何が良かったのか。それは自分の可能性、未来がひらけるということこれに尽きます。

 

そこで実際に私が転職活動を通して得たことを皆様に共有します。わからないことがあれば追記しますのでコメントにてご連絡ください!!

 

この記事を読んでほしいのは次のようなひとです。

・転職活動をこれから始めるにあたり、なるべく良い案件に出会いたい方。
・給与をキープしながらも別の業界に行きたいという強欲な方。
・20代後半~30代で転職に苦戦をしている方。
・年収軸、やりたいこと軸、プライベート重視軸、どれを軸にすべきか迷っている方。

 

 

私は転職活動を経験してから、仕事が巡分満帆でも人生のリスクヘッジのためにはたまにやっておくべき活動だと思い直しました。正直、転職活動は精神的にかなり消耗します!!!職務経歴書や面接対策、自己分析など雑多的にやることが多いのです。

 

特に私と同じように人間関係で悩みを抱えていると、早く逃げ出したいという気持ちが先行し就職先の選定を妥協をしてしまいます。そんなときにでも必ず押さえておきたいポイントを話します。

やりたいことがない?大丈夫です。優先軸で絞りましょう。

転職エージェントに会うと必ず次のことを聞かれます。

  1. 転職活動の理由
  2. どういう業種、職種を希望しますか?
  3. 年収の下限は?

 

1はそのまま理由を伝えるだけですが、問題は2ですよね。特に決まっていないなら伸びている、勢いがある業界・分野、同時に衰退業界を聞きましょう。

 

 

やりたいことがない私はすごく悩みました。
自己分析がたりないのでは?と有名な『メモの魔力』の1,000問自己分析に取り掛かったくらいです。(300問くらいで大枠はわかったので全部はしてません)

 

その結果・・・・

小・中・高、一貫してお金持ちになりたいという夢はあった。しかし具体的にやりたい仕事を思い浮かべたことがない少年だった。小学校から今現在まで漫画読むのが大好き(他人より漫画愛を語れる自信がある)。勉強は数学、歴史が好き。

 

 

・・・私、昔っからやりたいことなんてないんじゃね・・・?途中から薄々気づいてはいました。

 

 

そこで、次に北野唯我著書の『転職の思考法』という本を読み安堵します。(これはほんとにためになった!!!)すごく参考になったのは、この部分

人間には、「何をするのか」に重きをおくto do型の人間と、「どんな人でありたいか、どんな状態でありたいか」を重視するbeing型の人間がいる。
to doを持っている人間に憧れる人がほとんどだが、99%の人間がbeing型である。
世の中に溢れている成功哲学は、たった1%しかないto do型の人間が書いたもの。だから参考にならない。

 

私はかなりしっくりきました。そう、純粋にお金持ちになりたい、引く手あまたな人材になりたい、できれば定時に帰りたい・・・こんなありきたりな人間ですがそれでよかったんです。
そしてそんな99%の人たちに向けた仕事の探し方「マーケットバリュー(市場価値)のある人材」の考えも秀逸です。本書によると『伸びる市場に勤める』ことが重要であると述べられています。

 

 

これにより

  •  給与が増えやすい。(一般的に会社業績が昨年対比で伸びれば基本給はUPしていきます)
  • 仮に会社業績が悪くても、市場自体は伸びているので転職してしまえばよい。そして同業界の経験があれば引く手あまた。
  • さらに給与アップの転職もしやすい。

 

そして好きなことがない場合は、下記の考え方で業界・職種を絞ります。

  • 他人からは上手だと言われるが「自分的にはピンとこないこと」
  • 普段の仕事の中で「まったくストレスを感じないこと」

 

悩める転職難民を救う答えを見つけた気がしました。みんな『飛び抜けて』やりたいことがないだけなんです。私だって経営企画、マーケティング、IT系、編集者、いろいろ興味はあります。でも30代で違う業種に行くと確実に収入は下がる。そして給与が上がっていく保証はどこにもない。←30代はみんなココで躊躇してるはずです。

 

 

まずは業界軸を絞る。これが正解です。そして他人から見て得意なこと、まったくストレスのない仕事を選びます。

 

そして給与レンジの下限は生活が懸かっているのでちゃんと把握しておきましょう。またプライベート重視でいくかは、その会社がto Bなのかto Cなのかで大きくは判別がつきます。to Cは個人相手なので基本的に拘束時間が不規則で長いです。伸びている業界の中では人材(HR)業界などはその典型ですね。仕事終わりの転職者の都合に合わせて夜遅くまで働いています。to Bのほうが時間は規則的であることが多いです。ただHR業界はビジネスモデルが単純なので、参入障壁も低く独立するパターンも多い業態です。伸びている業界は、一見大変そうに見える仕事でも未来が広がっています。

 

結局のところ、好きな仕事(ストレスなく働ける仕事)× マーケットバリューが最強です。

転職をかなり積極的に考えている旨を伝える

エージェントの気持ちになって考えて見てください。

 

もう絶対転職するって決めてきましたっていうカモが来たら、めっちゃ丁寧に対応しませんか?

 

 

彼らは紹介料で稼ぐビジネスモデルです。つまりどれだけ自分たちを通して転職してもらえるかにかかっています。2020年現在、転職する人は増えているので彼らは新規顧客獲得には困っていません。
営業経験者には当たり前ですが、手っ取り早く成績をあげるには優先順位が高い見込み客を上からに潰していくことです。

 

つまり良い案件を出してもらえるに自分からカモられに行けばいいんです。

 

必ず初回面談の事前アンケートに「転職予定時期は?」「今回の目的は?」という項目があります。予定はなるべく早く(1ヵ月以内)、目的は転職をするために〇をつけましょう。

 

転職会社は複数使う。なぜならサイト事に案件が違うから。

有名な転職サイトはいずれも掲載してもらうための広告費がかかります。しかも一カ月の掲載で20~30万(最安プラン)取ったりするのです。

 

超大手ならともかく普通の企業はどれか一社に絞ります。同時に出ていることは少ないので必ず複数社登録しましょう。

 

ちなみに私はリクルート・エージェントとdoda、マイナビ、ビズリーチ、W visitに登録にしています。感覚的にはリクルートとdodaは大手~小、ベンチャーまで幅広く、マイナビが中小、ビズリーチは大手~ベンチャーまであるけど高単価案件、W visitはベンチャー系という傾向があります。それぞれの使い勝手は別記事で。

 

担当者は基本的に変更してくれない。こちらから申し出よう。

窓口担当者は前職が現在と似通った人が割り当てられるケースが多いです。例えば私が医療業界なら、前職がそっちの業界でしたという具合。

 

話は盛り上がるのですが、同業界を予定していない人には全然参考になりません。自分のポジショニングが大体決まったら詳しそうな人にサクッと代わってもらいましょう。例えばIT系に興味があるなら「IT系に詳しい人の話を聞きたい」と直球で伝えてかまいません。

 

特に大手転職エージェントはお客さんをいっぱい抱えているので、詳しく丁寧な対応 <<< どれだけ数をこなすかという雰囲気が出まくっています。気を利かせて担当者変更などは絶対に行ってくれませんので、遠慮せずにこちらから申し出てください。

活動すれば未来は開ける、広がる

転職活動はものすごく精神エネルギーを消耗します。できればやりたくないものだと思ってました。ですが”転職することを前提に生きればいいじゃん”と腹を括ってしまうとスッと気持ちが楽になります。

 

今の時代、正社員だからと言って無条件で安定が手に入るわけではありません。上司のパワハラで鬱になるかもしれないし、突然の業績悪化でボーナスカットや足切りされるかもわからない。さらに、無理な残業を強いられたり、強制的な転勤だってありえます。

強い会社は生き残るかもしれませんが、そもそもあなたや私がいなくても会社は回るんです。組織は代謝をしていくために古い部品を取り除こうとします。トヨタ自動車も終身雇用は難しいと発言しました。私たちが定年まで長く務められる可能性は限りなくゼロに近い時代なのです。いずれにせよ、「会社を去る」という決断を迫られる時がくるのであれば、早いうちに行動を起こしておいた者が勝ちます。

 

マーケットバリューを高めることで安定した人生を築き上げましょう。

 

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