私の直属の上司は会社からも認められた仕事のできない男。
「あいつは全然仕事しない!」と部長が私に愚痴ってくる始末。そのディスってる人に付いていかないといけない私の気持ちになって下さい部長。笑
子供が親を選べないように、部下は上司を選べません。
だからこそ有能なあなたは、無能な上司を手玉に取ってしまえばよいのです。
まとめていきますよ!!!
この記事を読んで欲しい人はこんな人!
部署移動やチーム体制の変更で仕事ができない上司が上に就く可能性がある
無能な上司は敵ではない。味方寄せる
無能な上司と仕事をすると、仕事は増えるし、ミスするのでフォローしなければならないし、イライラが募りますよね。気持ちは痛いほどわかります。
ヘイトな気持ちが募ってくると平常を装っていても、表情や声色・態度として無意識のうちに漏れ出します。そして無能な彼らは見下されることに敏感です(できない人ほどプライドが高い)。嫌がらせをしてくるタイプさえいます。
やられたらやり返したくなるのが心情。しかしここはグッと我慢です。心の中で殺ってください^^
けっして敵にしてはいけませんよ。かといって無視するとか相手にしないのもダメです。味方に寄せて相手を無効化する必要があります。
ここで生きるのが『コミュニケーション力』。相手を褒めて褒めて気持ち良くしてあげましょう。(自然な感じで嫌味なく!!)
よく部下の育て方として『褒めて伸ばす』といいますが、この考えは心理学としても上司と部下の人間関係構築の手段として有効です。これは逆の立場においても同様なんですよね。
自分の仕事を評価し、慕ってくれる部下。
人間は自分のことを好いてくれる人については、フィルターがかかり悪く思うことができないのです。
味方にしてしまえばこっちのもんです。
ホウレンソウは過度にやるぐらいが良い
社会人の基本、ホウレンソウ(報告、連絡、相談)。無能な上司に対してはなぜ過度にやるのか。
目的は2つあります。
①自己顕示欲を満たしてあげる
彼らは自分の力を示す場がないので居心地が悪いのです。なぜなら仕事の成果が残せないから。報告や連絡、相談をこまめにきちんとする。これにより部下が俺を信頼している、頼っているんだなという気持ちにさせることができます。私がよくするのは、答えがわかりきった相談事。
佐藤課代(仮)、お忙しいところ申し訳ありません。◯◯の案件について◯◯の理由からA案しかないと思っているのですが佐藤課代のアドバイスも頂きたいなと思っておりまして…
おれもA案がいいと思うよ。昔、〇〇な事例があってさ~
過去の栄光を引きずっているタイプほど水を得た魚のようにイキイキと喋り出します。適当に相槌を打って聞いてあげてください。
②仕事の成果ネタは持たせてやる
無能な上司は自分の成果ネタがないので突然の会議やミーティング等、成果や進捗を報告する場面を恐れています。だからネタを提供してやるんです。他人の仕事をまるで自分の仕事のように話す輩もいますが、問題ありません。彼らには再現性もないし、そんな実力がないことは会社もわかっています。
いっぱい花を持たせてやればいいんです。無能な彼らはその成果から来る期待に応えられずいずれ自滅します。
第三者を巻き込む
無能な上司はあなたのことを正当に評価してくれません。必ずどこか難癖をつけて平均点そこそこで査定します。彼らは無能ですが持たされた権限は脅威です。
じゃあどうすればよいのか。さらに上の人物に評価を届けるしかないでしょう。
直接言う方法もあれば、同僚や部下から伝わるように仕掛けていくことも有効です。一番良いのは直接コネクションを持つこと。会議の場、飲み会の場、一緒になることは少なからずあるはず。同僚で固まるケースが多い中、あなたは権限者のところに営業を掛けるのです。無能な上司に従順に従っていても時間の無駄です。腰淡々と寝首をかく下準備を進めましょう。
自分の成果は自信をもって周りに伝える
出し抜くために重要な要素。
あなたが成果を出しているなら、ちゃんとそれは周りに発信するべきです。日本人は自ら称賛しないのが美徳という意識がありますが、それは言い方や表現の仕方でなんとでもできますよね。
上の権限者には、自分の仕事でどういうことをして会社の売上げを上げたいのか夢を語りましょう。もちろんこれまでの実績と絡めて。誰でも仕事ができる部下は大好きです。結果的に自分の成果に繋がりますから。
そのときに部署移動などの希望や、具体的にこういうことを考えていて企画書も作って見たんですけどとスッと提出するのです。
高橋部長(仮)にぜひアドバイス頂きたくて・・・後日で構わないので目を通していただけないでしょうか?
まとめ
仕事ができない中間管理職が上司につくとモチベーションが下がります。
人は環境の生き物。できるなら、バリバリ仕事ができる 人に付いていきたいものですし、そういう環境にいればこそ、自分も成長していきます。
ですが組織である以上、ダメ上司の下につかなければいけないときもあります。そんなときは俳優となって、逆にうまく使ってやればよいのです。そして腰淡々と周りを固めて追い越す。抜け出せない環境だったら辞めたほうが良い。人生損しますよ。
でもでもどうしても自分のプライドが許せないときってありますよね。。。例えば話のスジが通ってなかったり、明らかに理論を越えて感情が先立って否定されるときなどは腹が立ちます。しかしそんなときこそ、何度も私は自分に問いかけます。
「お前の真の目的はなに?」
金にならないプライドなんて捨ててしまいましょう。無能な上司と同レベです。
ただ、頑張っても抜け出せない、抜け出してもあまり好転しそうにないなら転職活動は必ず平行して下さい。我慢はできても知らないうちに心的ストレスは溜まります。気づいたら鬱になっていることだってありますから。
有能なあなたを欲しがる会社は世の中にいっぱいありますし、それを知っておくだけでも人生のリスクを大幅に軽減することができます。無能な糞上司に左右されない人生を送りましょう。
コメント